片側顔面の痛みについて

顔面の片側に鈍い痛みが持続性にみられ、痛みが同側の他の部位に拡がったり、
口腔内にも生じて、歯科治療がすでにおこなわれているにもかかわらず、症状が改善しない、さらには慢性化しつつある、このような症状で困っている方に対して当院ではまず錐体斜台部腫瘍などによる二次性顔面痛の器質性病変を除外するため脳内精査(MRI)をおこなっています。検査によりこのような頭蓋底腫瘍がみつかれば大学病院や総合病院と連携して診療をおこないます。器質性疾患が除外されれば、罹病期間からして難治性の可能性もありますが、症状にあわせて内服薬にてその痛みの治療、緩和を目指します。